「夢の続き」

先日私、かの有名な「ターミネーター」氏にボコボコにされる夢を見
ました。

夢の中でも、やはり私はマッドシティ東京に住んで居りまして、何の
仕事をしていたのかは判別出来ませんでしたが、毎日のように都内を、
運転手兼付き人の「たけし」それから腹に居着く虫「ストレス」とを
引き連れて飛び回り、忙しい日々を送っておりました。

たけし(以下T)は、その名から容易に想像出来るでありましょう、
一見頼りないが人柄は良いという、言うならば「色白の野球部員」の
ような男で、一方の私はというと、如何に自分が忙しく大変かを、ア
ピールする事でしか存在できないつまらない男だったように思われま
す。そんな生活を送っている内に、いつの間にか私の腹にいたはずの
虫「ストレス」がTの腹に居着くようになりました。

ある日の事です。私はいつものようにTが運転する紺色の車で仕事場
の地下駐車場に到着して、愚痴をこぼしながら車を降りました。Tの
異変に気付いたのはこの時です。いつもならエレベーターまでエスコ
ートしてくれるはずなのに、いつまでたってもハンドルを握ったまま
車から降りて来ません。苛っと来た私は散々Tを罵倒しました。Tは
初めの内は黙っていましたが、やがて反抗的な態度をとりました。も
の凄い勢いでこちらに詰め寄って来ました。こいつは堪らん、と一目
散にエレベーターに逃げ込み、急いで「閉」ボタンを押しましたが、
寸前で間に合わず、Tが扉をこじ開けて入って来てしまいました。

万事休す。私は観念して日頃の悪行の数々をTに謝ろうと、顔をあげ
ました。「たけし、いつもゴメン。俺が悪かっ・・」私はここまで言
いかけて自分の目を疑いました。なんとそこには「色白の野球部員」
ではなく、サングラスをかけた「西海岸出身のメジャーリーガー」の
ような大男が立っていたのです。よく見るとかの有名なターミネータ
ー氏(以下T)ではありませんか。そしてその瞬間エレベータ中に試
合開始のゴングの音が鳴り響きました。

TがTに変身し、私はボコボコにやられてしまったのです。



さて、目が覚めました。夢の続きです。
おとぎ話スタッフの西田がターミネーターに変身しないように、
今の内から万事心懸けなければなりません。